2018年春 UK〜FR買付日記 その6
はい!最終回に突入致しました。
寒い寒い月曜の朝(今日は4月30日)。
ホテルの朝食前に周辺散策、と洒落込む。
フランスと同じく八重桜が満開。
一本道の小さな集落の中、お子さん達の遊び場。
コッツウォルズストーンの石垣が苔蒸して素晴らしい雰囲気。
居ました!羊の一団。
遠過ぎて映らず。
夢中で草を食んでいます。
集会所、つい集まりたくなる看板だ。
芝生のエッジを切って、ちゃんとイングリッシュガーデンなボーダー花壇を作っている。
日本では一年草で早々に暑さに負けてしまう勿忘草がこんもり、元気。
さっ、ホテルに戻って最後のフルイングリッシュ朝食です。
暖かく美味しいお料理でした。
ロンドンまで1時間移動、なるべく目的地に近いパーキングに滑り込み、時刻は13時頃。
目当てのお隣、ロンドンの自然史博物館には超長蛇の列。
小雨降る屋外まで行列が伸びていました。
着きました、ヴィクトリア・アルバートミュージアム。
ここか、、、お邪魔します。
入り口のドームにアメリカのガラス工芸作家デイル・チフーリの巨大シャンデリア。
ガラスがうねって奏でる美しい色彩。
(これどうやって掃除するんだろう、、)
観覧前にひとまずランチ。
1F中庭を突っ切ってウィリアム・モリスが一部デザインしたティールームへ。
「緑の部屋」-モリスルームはこのお隣。
混んでいて座る事が出来ず、外廊下から撮った写真はこちらに載っています。
美味しいご飯はこのギャンブル(作った人の名前)ルームで戴きました。
空間とランプがミスマッチな感覚。
壁にセラミックタイル。
満腹、満足。おっと眠くなってきましたが、先に進みます。
一部を除いて撮影OKな博物館。
そそるメタルもの。
鉱物を仕舞っていた紙箱。
時間が押している為、かなり端折ります。
最上階に移動。
アール・デコな円窓が素敵。
お隣は、、、未だ長い列。
カラフルアンブレラが連なる。
最上階最初は家具の歴史コーナー。
アンティークマーケットで時々見かける時代のもの。
出た!ノック・ダウン工法の元祖、ミヒャエル・トーネットコーナー。
マニアには堪らない。
初期のトーネットには脚の補強材である貫がありません。
家具コーナーを通り抜けるとお次は世界の陶磁器。
高さ4M程の特注ガラスケースがダーっと続きます。
荷重掛かるガラス棚板は厚み2cmはあったかと(そこが気になる職業病)。
マイセンのフィギュアがガラス越しに溜息もの。
タイムリミット近づいてきました。
1Fに戻ります。
トリプティック-三連祭壇の大きな展示。
大天使ミカエルも解釈と国が違えばだいぶ装い異なる。
ドラゴンを懲らしめている立ち姿は一緒。
時刻は16時を回りました。
飛行機は19時過ぎ、足早に博物館を後にしてサウス・ケンジントンの街をパチリ。
ロンドンの街並みも見たい〜〜、キョロキョロしながら名残惜しく空港へ。
「わー食べたい、買いたい」
自分お土産は博物館近くにあったエクレア屋さんのポップなこいつ。
つい買い過ぎて日本まで持って帰りました。
今回の買付日記はこれでおしまいです。
このコンテナは7月半ばには店頭に揃います。
どれどれ、、、と出会いを求めに碑文谷のfinestaRtにご来店お待ち致しております!